2020年3月2日月曜日

2.14 アニーズカフェ

ずいぶん経ってしまったけど、2月14日は初アニーズカフェでした。

初めて降り立ったくいな橋は思いの外便利な場所で、地下鉄一本で行ける。乗った地下鉄の駅からいきなり全然違うところにワープしてきたようで、降り立ってコーナンの看板を眺めながら大きく息を吸った。アニーズカフェは駅から徒歩10分以内、予想外に大通りに面した立地。地下深く深く潜って行くダンジョンのような造りの建物に迷ってしまいそうだった。

バレンタインデーの金曜日、色んなところでイベントやライブがあったみたいで心配していたのだけど、思ったよりお客さんが来てくださって嬉しかった。この日の対バンICHIさんとみかんさんはもう7〜8年〜の付き合いで、いつも本当によくしてくれる人生の先輩たち。

今回の1番目はいちさんだった。いちさんはいつもステージに上がるだけで迫るものがあって、すぐに会場がいちさんの空気になる。MCの声のトーンや話し方から伝わってくる説得力。人生の荒波にもみクチャにされてきたどっしり感とともにお茶目なところもあって会うとなんか安心する人。
いちさんの歌は尺が読めない。言葉に想いを全て詰め込んでエネルギーに変換するような演奏なので、その日の気流の早さに乗っかるように1曲で5分くらい変わったりする。この日もアニーズの空気を完全に味方につけていてすごく神々しかった。アニーズのステージが似合っていたな。

2番目は私。いつもより声が出たと思う。あとはぼちぼち、まだまだ修行です。

そしてトリはみかんさんことミカコ・ハサウェイさん。みかんさんは可愛い。だいぶ前に年齢を聞いて目玉が飛び出すくらいびっくりしたのだけどいつまでもずっとかわいい。なんなら出会った時より若返っている気さえする。あんな風になりたいな、と思う女性の一人。もっとも、私の憧れる女性たちの方向性はそれぞれあまりにバラバラなのでどう頑張ってもどこにも辿り着けなさそうなのだけど。
みかんさんは私のことをなぜだかふじやんと呼んでくれる。歌はひたすらまっすぐで、弱さも強さも正直に放出してる。回り道せずに、エネルギーでなぎ倒す感じ。
この日は色んな方がカバーしてるという、「脱走兵」という反戦の歌を歌っていた。私の周りには熱を帯びた比較的攻撃的な反戦歌を歌う人たちがいて、それを否定はしないのだけど、より多くの人の人の心を動かすのはこんなふうに熱を帯びながらも淡々と訥々と唄うものだと、この日のみかんさんの言葉はいつも以上にさらに突き刺さってきた。
(いや、結果的にカッコよければなんでもいいかな。多分私が入れないのは攻撃性だけで繋がった内輪ノリが苦手なだけだきっと。どんな表現でも一人で立ち向かう姿は美しい。)
素晴らしい形で締めていただき、この日は全体的にとてもよい流れのライブだったと思う。

アニーズカフェは中も外も音がいい。
PAはここ最近お店のブッカーをされてるAUXの森島さん。私はファンでライブを観に行ったりしてたので、PAはまだいいんだけど私たちの食べたお皿を下げてもらうのとかはめちゃくちゃ気が引ける。なんかこわい。いや、すごく優しくていい人なんだけど、だから余計に申し訳ない。ツイッターで流れてくる「新・やきめし新聞」をいつも楽しみに読んでいるんだけど、その並々ならぬ音へのこだわりに少しずつ応えられるような演奏をできるようになりたいな。

オーナーの竹野さんは初めましてで、元シェフだと聴いていたのだけどピザやパスタがかなり本格的で、休憩時間にもじぶんの板チョコとかパキッとわってくれたり優しい人だった。



今度はぜひ一度お客さんとして観に行きたいな。空調が壊れているらしいのであったかい格好で。

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