俯いたまま 何も語らず この狭い世界を見ている
暗闇の中でも小さく揺れる 微かな影の形
六角形を繰り返し 12で元に戻る頃
疲れて集う虫たちの 肩の荷を下ろす
風が止んで ポツリとさ
見据えたまま 何も語らず この広い世界を見ている
傷ついたあの子の涙の訳は 分かるはずないけれど
何度も上下が入れ替わる 二重の螺旋の歪みから
生まれ落ちた虫たちを 庇う傘になる
窓の外は 五月雨
山の崎から覗く日の 期待するこのゴロ合わせ
高そうなものを身に纏い 行方知れずの身のたけを
雨が流し ウロコ雲
何度も上下を繰り返し 12で元に戻る場所
風が止んで ポツリとさ
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