昨日19日は体が重だるく、1日で終わらせたいことを紙に書き出していたけれど結局何一つ手につかず、このままではまた床と一体化して1日が終わってしまう、となんとか体を起こし、部屋の隅の片付かない場所を少し片付けたり、山積みになっていたボロをハサミでちょきちょき切ってウエス(油画製作の際絵の具を拭き取る布)にしたりしながら、頭と体をあまり使わない単純作業をなんとか少しずつ進めてみた。寝るときには、気分が変わる程度に片付いて、座布団2枚分くらいの面積しか整理しかしていないように思うのに次のアクションを起こしやすくする動機付けくらいの環境を整えることができたことが意外な発見だった。どうやらすごく気圧が下がっていたらしい。これからは気圧が下がって動けない日はこんな風にすごそうなんて思ったが、この歳になってまでそんな小さなことに左右されているのが情けなくも思えた。
今日は朝から用事があったので1度目の目覚めで体を起こそうともぞもぞもがきながら携帯電話でその用事が何時からなのか再度チェックをした。11時に目的地に着けばいいと思っていたのだけれど、どうやら今日はオープンが早く、9時頃には現地に行っておいたほうがよさそうで、まだ少し重さの残る体を白湯で動かし、無難でわりと着心地のいい服に着替えた。
昨日より随分動きやすい。調べてみると今日の気圧は登り調子。なんとかなりそうだ。
ちなみに用事というのは、2018年にNHKで放送されたドラマ「ワンダーウォール」の映画化につき、出町柳の舛形商店街にある出町座で映画公開に先駆けて行われる先行上映のチケットを手に入れることだった。出町座のチケットに前売りはなく、当日オープン時から現地で購入、ということだった。ただ、どうしても先行上映が見たくて行ったのではなかった。私の本当の目的は、上映後に行われる本作の脚本家である渡辺あやさんのインタビューだった。京大吉田寮がモデルになった本作はきっと関係者などで席がすぐに埋まってしまう。席数の少なそうな出町座ならなおさら。
現地に着くと予想通り既に10人ほどの列ができていたが、開店と同時にチケットを買うことができた。予想を上回る席数の少なさだったが、真ん中あたりの席ををとることができた。
それにしても天気がいい。このまま自転車で20分ほどかけて帰るのももったいないので近くののおしゃれなパン屋さんでクリームパンとクロワッサンを買い、コンビニでコーヒーを購入し、鴨川に向かった。
本当に暖かくなった。鴨川の水面や植物はキラキラと光っていて、9時半の割には人も多い。たくさんの種類の鳥の声。アオサギ、シラサギが川の中州で獲物を狙い、空中にはトンビがたくさん舞っていて、賀茂川寄りのベンチの周りにはたくさんのスズメが集まっている。桜もつぼみが今にも開きそうなくらいぷくぷくにふくらんでいた。命が目一杯に芽吹いている、そんな川沿いだった。ここ半月ほど家にこもりっぱなしでしたいことも思うように進まず、重苦しかった気持ちがふくふくと水分を含んで行くのかわかった。
隣のベンチに座っているおねえさんがトンビにパンを奪われそうになって、二人で目を合わせてきょとんとなったあと、ふふっとなった。そこで、自分もこの川の命の一部なんだな、と実感できたのだった。
この勢いで鳥の種類でも調べようと図書館に向かったが、現地に着くと、コロナの影響で閉館していた。映画館のオープン時間は携帯で調べたのになぜ図書館は調べなかったのか、いつも自分にはこういうところがあるな、と思いながら、仕方なくいつもと違う道を通り、スーパーではないお肉屋さんで豚肉を買って帰った。




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