捨て猫

晴れた日の人ごみは
心の隙間を開く
音を立て足元の落ち葉が揺れる
身体より重い思い
引きずるように歩く
踏み出した足元の景色が揺れる

行くあても訳も無く
街を彷徨い歩く
はしゃいでた影も灯も
残らず消えて
生き場所を失った
猫は身体を冷やす
踏み出した足元の景色が消える

帰り道も 名前も
全て無くしてしまうなら
ひとかけらも・・・


晴れた日の人ごみが
心の隙間を開く
踏み出した足元の景色は揺れる

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