ずっと責められ
高校生の頃くらいを境に写真を整理しなくなったので、ポロポロと
あまりの自分の不細工さに
色々こだわっているものを手放していく時期なんだきっと。物が捨
それにしても私は愛着の湧いたものを使い続けるタチらしい。
今の自転車は今年で20年乗り続けているし、
服だって中には高校生くらいから着ているものもあるくらい。
あるカバンも10年は使ってる。
新しいものは気に入らなければ無くす、壊す、存在を忘れる。
その中から勝ち抜きレースに勝利したものだけが年季を帯びた私の
否、育てるつもりなど毛頭なく、
使い心地が良いものになんとなく手が伸びるだけなんだ。きっと物
まあそれは一般的でないにしても誰にでも小さい時に好きだったも
私は幼い頃ぬいぐるみが大好きだった。
ごりら、うさぎ、さる、ぱんだ
中にはアニメのキャラクターものもあったが、それらは割と大きく
中でもとりわけ愛着の強かったものがある。
むにゅちゃん
と名付けた、今となっては何がモチーフになっているのか全くわか
ソフトボールくらいの大きさで、薄黄緑色でパイル地の、いわばビ
とにかく気の抜けた見た目で、寝るときも一緒だったしわりといつ
ある日、小学校低学年くらいか、
家に帰ると2.3体のぬいぐるみを残し全てがごそっと姿を消して
母親に
ぬいぐるみは?と聞いた。
「汚いから捨てた」
消えたぬいぐるみの中にはむにゅちゃんもいたらしかった。
姿はどこにも見当たらなかった。
私はものすごくショックを受けていた。泣き叫び喚くくらいに。ところがなぜかそのとき何も言わなかった。
子供心ながらに
ショックじゃないふりをしなくてはならない
と。
決して聞き分けのいい子供ではなかったし、穏やかな兄に対して内
うん
と静かに引き下がった。
大人にならないと。ぬいぐるみ卒業しなきゃ。
きっとそのとき私はぬいぐるみに甘えてる自分に気づいてしまった
執着心という甘えは今でもあまり変わっていないないかもしれない
しかし人間関係の場合は自分の手の中で暖め続けられないから大変
ふっと手の届く範囲からいなくなってしまったりするから。
物にも人にも執着せずに軽やかに穏やかに生きたい。歳をとるご
あーあ、切ないことばかりだな。
写真は33年前のアテクシ。
原本の時点でピンボケである。
「全部体につけて」
とぬいぐるみと紐を母親に渡しお願いした時のことを今でも鮮
写ってないが背中にはむにゅちゃんもいるんだ。
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